2008年3月14日金曜日
インサイダーで強制捜査へ
東京の印刷会社の札幌営業所の元社員が、顧客の会社が株式の公開買い付けを行うという情報を事前に入手し、みずから株を売買して数千万円の不正な利益を得ていた疑いが強まりました。札幌地方検察庁はこの元社員について、週明けにもインサイダー取引の疑いで強制捜査に乗り出すものとみられます。札幌地方検察庁などの調べによりますと、この元社員は東京の「宝印刷」の札幌営業所に勤めていた当時、顧客企業の株式の公開買い付けの情報を事前に入手して、買い付けの対象となった株1億数千万円分を購入し、この情報が発表された直後に売り抜けた疑いが持たれています。宝印刷は投資家向けの文書の印刷も請け負っていて、元社員は社内の端末から公開買い付けの情報を知ったということで、株を売却して数千万円の利益を得ていたとみられています。札幌地検は証券取引等監視委員会の告発を受けて、週明けにもこの元社員らについて、インサイダー取引の疑いで強制捜査に乗り出すものとみられます。
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